台所から旬だより
2018年は自分磨きの年!老若男女みんな上質な美しさを手に入れよう
今までも何度かお伝えしてきましたが、東洋運命学での新年は立春(2月4日)からで、この日を境に運気や吉凶方位などが変わります。
変わり目というものは何かと不調が出やすいものですが、薬膳や東洋運命学では季節の変わり目を「土用」とし、体調や心、運気が不安定になる季節と考えます。
年に4回もある土用ですが、実は立春前の「冬土用(1月17日~2月3日)」が一番厳しいもので、あらゆる不調が出やすくなります。
なんといっても「季節の変わり目」+「1年の変わり目」ですから、土用の影響を甘くみてはいけません!
では、そんな不安定な冬土用の間はどうしたらよいのでしょうか。 1年で一番厳しい冬土用の時期は「攻め」よりも「守り」の行動が向いているので、今のうちに2018年の過ごし方を見直すことをおすすめします。
2018年は天の気「戊(つちのえ)」、地の気「戌(いぬ)」、人の気「九紫火星」という年です。
天の気とはタイミングやチャンスをつかむ力、地の気とは自分の住まいや土地環境から得られる力、人の気とは自分と関わる人から得られる力のこと。
東洋運命学では、この天地人3つの気が組み合わさることによって運を切り開いていけると考えます。
細かいことは省きますが、2018年「天地人の気」が教えてくれる開運ポイントは「無駄を省きシンプルに!」「自分を磨いて魅力アップ!」です。
「人は見た目ではない」「人は見た目が大事」、どちらもよく聞く言葉ですが、今年は「人は見た目が大事」に軍配が上がります。
というのも、2018年の人の気「九紫火星」には「麗しい/美しい」という象意があるからなんです。
美しい自分になるための行動は、そのまま運気アップにつながります。
ただし、ただ単純に見た目を派手に飾り立てればいいというものではありません。
九紫火星には「礼儀作法」「教養」「高貴」といった象意があるので、年齢相応の礼儀作法や教養を身につけることが大事です。
また、目に入るもの、身につけるものからの影響が強い年でもあるので、部屋を整理整頓し、シンプルで美しいインテリア、上質で華やかなファッションを目指してみてはいかがでしょうか。
ファッションでもインテリアでも共通するのは「上質な美しさ」です。今年はワンランクアップのものを選ぶようにしてくださいね。
そして、ラッキースポットは「寺社仏閣」や「教会」です。
困った時の神頼みではありませんが、「美」を授けてくれる神社やお寺にお参りに行くのも乙なもの。
ご自分の吉方位にあたるところに、身だしなみを整えて出かけてみてください。
まだまだお伝えしたいことがたくさんありますがそろそろこの辺で…。
みなさんの2018年が素敵な年になるよう薬膳と東洋運命学の知恵で応援しますので、今年もどうぞよろしくお願いいたします!
プロフィール
高倉知子
薬膳GOHAN主宰 薬膳料理講師/東洋運命学鑑定師。2006年に国際中医師に師事。2008年に中医薬膳営養師の資格を取得。マンツーマン料理レッスン「薬膳GOHAN(旧:楽しく薬膳)」を主宰し、カウンセリングによる薬膳アドバイス、マンツーマン&少人数制の出張レッスン、薬膳料理代行、薬膳イベントやセミナー講師、レシピ提供やエッセイ寄稿など、心と体、暮らしを整えるための薬膳料理講師として 幅広く活動中。 また、陰陽五行説で薬膳とつながっている九星気学を扱う東洋運命学の鑑定師に師事。2014年より九星気学をベースとした東洋運命学のカウンセリングや講座なども行っている。