エッセイ

五感で感じるエッセイ『イン・ラケ'ッチ!』

いくつあってもうれしいもの

「異次元」という言葉がメディアを飛び交った。

11月のNHK杯に続き、12月のグランプリファイナルでも驚異の300点越えを叩き出したフィギュアスケート羽生結弦選手。
音楽と衣裳で日本を強くアピールし、さながら魔法のように自在に氷上を駆け抜け、跳び、舞う「陰陽師」に、私たちは熱狂した。

その興奮が覚め、ふと気づくと今年も残すところあとわずか。そろそろ来年のカレンダーを準備する時期である。

この「カレンダー」(暦)と「陰陽師」には実は深い関わりがある。

映画やドラマの影響もあって、「陰陽師」と言えば、呪文を唱え、悪霊を祓う和製魔法使いのようなイメージがある。
だが、本来は、古代から朝廷に関する職務の全般を担っていた中務省(なかつかさしょう)の「陰陽寮」(おんみょうりょう)という部署の官職の一つだった。「陰陽寮」は、占い・天文・時・暦の編纂を担当していた。

そして、来年2016年。ある意味強引に思えるカレンダーの変更があるのをお気づきだろうか。

8月11日。新しい祝日、「山の日」の誕生である。
こういう強引さは大歓迎だ。
是非とも次は6月に祝日を追加して頂きたい。「雨の日」というのはどうだろう。「稲の健やかな生育を祈る」とか「農家の人に感謝する」とか、その理由は何でもいい。
ついでに「川の日」「空の日」「町の日」「村の日」「雪の日」…。

ああ。カレンダーが祝日だらけになってしまう~。
そうなったら旅しまくるぞ!
まずは、あそこに行って、それからあそこに行って、次にあそこに行って…。

…幸せな妄想の中、今年も暮れていく。
それでは皆様、よいお年を!

プロフィール

白川ゆり

CASA DE XUX代表/アロマハンドセラピスト/アロマテラピーアドバイザー
2009年~ マヤの聖地を巡るワールドツアーに参加。パレンケや先住民が住むラカンドン村等、数々のマヤの聖地を訪れる。
また、国内外のマヤの儀式において、火と香りで場と人を浄化する「ファイヤーウーマン」を務める。
2011年~ マヤの伝統的な教えを伝えるワークショップを開催。
マヤカレンダーからインスピレーションを得たオリジナルアロマミストシリーズ「ITSUKI」を制作。

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