酵母や米の産地まで限定した厳しい認定基準のGI日本酒
群馬の「GI利根沼田」オンラインシンポジウム開催
地理的表示(GI登録)をご存じでしょうか?
品質や評価が生産地と結びついている産品を保護する制度で、たとえば神戸牛や夕張メロンなど、地域ならではの気候や風土、伝統的な製法によって高い品質が認められる農林水産物や食品に対して認証が与えられます。
このほど群馬県の利根沼田エリアにある4つの日本酒の蔵から構成される「GI利根沼田」が、清酒では全国で6例目として登録されました。
地元の水や風土を生かした酒造りであることに加え、原材料となる米の種類や産地、使用する酵母まで限定。11月24日のシンポジウムでは、極めて厳しい基準を満たした7種の認定酒が公開され、数量限定の認定記念セットも販売されています。
認定酒7種の概要
左から「シン・ツチダ(雪ほたか)」(土田酒造)、「シン・ツチダ(コシヒカリ)」(同)、「MIZUBASHO 雪ほたか 純米大吟醸」(永井酒造)、「MIZUBASHO 雪ほたか Awa Sake」(同)、「MIZUBASHO 雪ほたか Dessert Sake」(同)、「左大臣 こしひかり 純米酒」(大利根酒造)、「トネニシキ コシヒカリ90」(永井本家)
シンポジウムには日本ソムリエ協会 会長田崎真也氏も登壇。蔵元とのディスカッションを行い、GI地理的表示の重要性についても触れ、「GI利根沼田の基準は、フランスのワインのAOC(※)にも相当する内容であり、今後に期待したい」とのコメントが寄せられました。
※フランスワインの原産地呼称を指し、産地の個性を守るための法的規制。
商品名 :GI利根沼田 認定記念セット
価格 :66,000円(720ml×6本、500ml×1本 計7本)
税込、桐箱化粧箱入、送料別
販売数 :88セット(数量限定)
(商品発送は12月上旬順次発送予定)
国内では
GI利根沼田酒蔵 4蔵
いずれかへ直接お電話などでご連絡ください。
代表 永井酒造株式会社 電話:0278-52-2311
海外なら
※11月29日以降に販売開始予定