47ごよみ ~台所から二十四節気~

秋の開運薬膳レシピ

暦の上では秋を迎えましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。

世界の平均気温が過去最高記録を更新するという今夏の影響は、胃痛や食欲不振など胃腸のトラブルだけではありません。

強い紫外線、室内と室外の寒暖差、汗のかきすぎによる水分不足など、猛暑によるダメージが原因となり、肌のくすみやごわつきが気になるという「秋枯れ肌」にお悩みの方もいらっしゃるのでは?

今回の開運薬膳レシピでは、秋に労りたい五臓「肺」を潤し、秋枯れ肌改善を目指すレシピをご紹介します!

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秋の開運薬膳レシピ:きのこの炊き込み寿司

材料(作りやすい量)

  • うるち米・・・・・・・・・2合
  • きのこ類(好みのもの)・・合わせて150g程度
  • ちりめんじゃこ・・・・・・15g程度
  • 生姜・・・・・・・・・・・10g程度
  • 紫蘇・・・・・・・・・・・2枚程度
  • 陳皮・枸杞(あれば)・・・・各適量
  • 白ごま・・・・・・・・・・大さじ1
  • すし酢・・・・・・・・・・大さじ3
  • 濃口醤油・・・・・・・・・大さじ1
  • 炒り卵・・・・・・・・・・卵1個分
  • 刻み海苔・・・・・・・・・適量

作り方

  1. うるち米はといで、水に15分ほどつけ、ザルに上げてさらに15分ほど置いておく。
  2. きのこ類は食べやすい大きさに切り、生姜と紫蘇は細切りにし、それぞれ水に放っておく。
    陳皮は水で戻してからみじん切りにし、枸杞はひたひたの水で戻しておく。
  3. 炊飯器に鍋に1.の米、すし酢、濃口醤油を加えて、2合の水加減になるまで水を加え、ざっくりと混ぜる。
  4. 3.に2.のきのこ類、ちりめんじゃこ、生姜を入れて、そのまま炊飯する。
  5. 4.が炊きあがったらざっくりと混ぜ合わせ、器に盛り、炒り卵と水気を切った紫蘇、陳皮、枸杞、刻み海苔を散らす。

厳しい残暑が続く中、ほかほかの炊きたてご飯がイマイチすすまないという方もいらっしゃるのでは?そんな方にもおすすめしたいのが、ほんのりとした酸味が嬉しい炊き込み寿司です。

この時期のおすすめ具材はやっぱりきのこ!通年スーパーに並んではいますが、旬の時期のものは格別です。特に舞茸は、薬膳では肌をきれいにする働きがあると考えますし、天然ものが手に入りやすい時期でもありますし!よりお肌を潤したい方は「白木耳」を加えるのもおすすめです。

炊飯器で簡単に作れて、蒸し寿司感覚で食べられる、旬のきのこの炊き込み寿司をぜひ作ってくださいね!

秋の開運薬膳食材

うるち米 胃腸の働きを整えて、体を元気にする
舞茸 五臓(肝・心・脾・肺・腎)すべてを補って、体を元気にしたり、肌をきれいにしたりする
しめじ 血を補い、肌をきれいにする
ごま 腸を潤して、便通をよくする
食欲や消化を促し、疲労を回復させる

文・監修

高倉知子

薬膳GOHAN主宰 薬膳料理講師/東洋運命学鑑定師。2006年に国際中医師に師事。2008年に中医薬膳営養師の資格を取得。マンツーマン料理レッスン「薬膳GOHAN(旧:楽しく薬膳)」を主宰し、カウンセリングによる薬膳アドバイス、マンツーマン&少人数制の出張レッスン、薬膳料理代行、薬膳イベントやセミナー講師、レシピ提供やエッセイ寄稿など、心と体、暮らしを整えるための薬膳料理講師として 幅広く活動中。 また、陰陽五行説で薬膳とつながっている九星気学を扱う東洋運命学の鑑定師に師事。2014年より九星気学をベースとした東洋運命学のカウンセリングや講座なども行っている。

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