エッセイ

47都道府県 イラストで名所巡り♪

富山県「立山黒部 大谷の雪の回廊」冬

21回目は富山県の立山黒部 大谷の雪の回廊です。

富山県に大学時代の友人の実家があり、大学卒業後に仲良しの友人数名で電車に乗り富山に遊びに行きました。富山以外に石川県の金沢、岐阜県の五箇山にも訪れました。

富山県といえば、長野県にまたがる立山黒部アルペンルートがあり、自然が名所と言っても過言ではありません。

立山黒部アルペンルートの大谷の雪壁は真冬に降り積もった雪が作り上げる自然の芸術です。冬は雪が深いために閉ざされており、雪壁に向かうバスが走れる春~初夏にかけて公開になります。

私が行ったのもGWの時期でした。

雪の中を走るバスの窓越しに見える光景に衝撃を受けました。 迫力がある雪壁は城壁のようでとてつもなく高くそびえて見えました。 真っ白の壁と対比し上に見える空の際立つ青さが美しく、幻想的な景色はまるで映画のセットのようでした。

途中でバスから降りることができ、雪の回廊を歩きました。
全てが真っ白な世界に思わず感嘆の声が上がりました。
自分が夢やお話しに出てくる雪の世界にいるようで、本当に不思議な素敵な経験でした。

プロフィール

本山浩子

東京都出身 イラストレーター 人物のハッピーでキャッチーなタッチと風景の和む優しいドラマを感じるタッチで出版・広告等で、大人から子供向けまで幅広い世代に愛されるイラストを手掛ける。2013年に読売新聞夕刊で毎週「本山浩子の駅前とことこ」で散歩イラストエッセイも連載。
47エッセイでは旅に出たくなるような47都道府県の名所のイラストを楽しく描き綴る。
MH-Alegria

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