16回目は群馬県の「吹割の滝」です。

暑さが日々増してきますね。梅雨が終わると本格的な夏がやってきます。

群馬県は草津温泉、伊香保温泉と有名温泉があるので関東の方々は旅行へ行かれる機会も多いのではないでしょうか。
他にも関東で有名なパワースポットである榛名神社もあります。
以前訪れましたが、森や巨大な岩に囲まれ、空気が澄んだ素晴らしい神社でした。
本殿に寄り添うようにある御姿岩には、ただならぬパワーを感じました。

今回絵に描いたのは群馬へのドライブの度に立ち寄る「吹割の滝」です。
吹き割れの滝は東洋のナイアガラと言われ、昭和11年に国の天然記念物および名勝に指定されました。この滝は１万年前に岩盤に裂け目ができて
現在は高さ7メートル、幅30メートルの割れ目から吹き出す独特な滝となりました。

大地が割れたかのように見える滝で、色々な方向が割れそこから水が噴き出している、壮大な滝です。遊歩道や吊り橋、観瀑台もあるので、色々な角度からゆっくり、自然の中を歩きながら滝を眺めることができます。
「般若岩」「岩壁群」など岩壁や奇岩も面白いので、滝のみならず周りの景色も是非堪能していただきたいです。特に夏に訪れると、冷蔵庫の中にいるようなひんやりした冷たい空気が暑気払いになり爽快感に包まれます。
梅雨の時期は水量が多く、より迫力のある滝の様子が楽しめるのではないでしょうか。