47ごよみ ~台所から二十四節気~

冬の開運薬膳レシピ

大雪の頃は、寒さが強まり、冷たい北風が吹く時期!のはずなのですが……。

11月上旬に真夏日や夏日があったり、中旬になると急に冬が来たと思えるような気温になったり。下旬でまた記録的な暖かさが続くなど、急激な気温な変化についていけず寒暖差疲労を感じている人も多いのでは? 

暖冬の予報が出ている今季は、天気や気温の変化が大きいため、体調管理が難しい時期になるかもしれません。

そこで今回は、胃腸の働きを優しく整える蒸しじゃがいも、冬に労りたい五臓「腎」に働く黒胡麻や味噌を使った、寒暖差疲労を回復させる薬膳おかずをご紹介します!

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冬の開運薬膳レシピ:
じゃがいもと焼き舞茸の黒胡麻味噌和え

材料(作りやすい量)

  • じゃがいも・・・・2合
  • 舞茸・・・・・・・合わせて150g程度
  • 小ねぎ・・・・・・15g程度
  • 塩、胡麻油・・・・10g程度
  • 和え衣
      黒すり胡麻・・大さじ2
      味噌・・・・・大さじ2
      みりん・・・・大さじ1
      おろし生姜・・ひとつまみ程度

作り方

  1. じゃがいもはよく洗い、皮つきのまま半分に切ってから、蒸気の上がった蒸し器で15分程度蒸す。小ねぎは小口切りにする。
  2. 舞茸は食べやすい大きさにさいてからボウルに入れ、ひとつまみの塩をふり、胡麻油をひとまわしし、よく混ぜ合わせたら、熱したフライパンで両面をよく焼く。
  3. 2.のボウルに和え衣の材料をすべて入れ、よく混ぜ合わせておく。
  4. 1.のじゃがいもが蒸し上がったら皮を取り除き、食べやすい大きさに切り、
    3.のボウルに入れて、さっくりと混ぜ合わせる。
  5. 4.のボウルに2.の舞茸を加えて和えたら器に盛り、小ねぎを盛る。

みりんのアルコール分が気になる場合は、600wの電子レンジで50秒程度加熱してから加えてください。甘めの味付けが好きな方は黒砂糖を適量加えてみてください。黒砂糖は、体を温めて、血行をよくする働きがあると言われていますので、冬の薬膳レシピにおすすめです!

冬の開運薬膳食材

じゃがいも 胃腸の働きを助けて、体を元気にする
舞茸 五臓(肝・心・脾・肺・腎)すべてを補い、体を元気にしたり、肌をきれいにしたりする
黒胡麻 五臓「肝」と「腎」を補い、疲労を回復させる
味噌 胃腸を温め、老廃物を排出させる

文・監修

高倉知子

薬膳GOHAN主宰 薬膳料理講師/東洋運命学鑑定師。2006年に国際中医師に師事。2008年に中医薬膳営養師の資格を取得。マンツーマン料理レッスン「薬膳GOHAN(旧:楽しく薬膳)」を主宰し、カウンセリングによる薬膳アドバイス、マンツーマン&少人数制の出張レッスン、薬膳料理代行、薬膳イベントやセミナー講師、レシピ提供やエッセイ寄稿など、心と体、暮らしを整えるための薬膳料理講師として 幅広く活動中。 また、陰陽五行説で薬膳とつながっている九星気学を扱う東洋運命学の鑑定師に師事。2014年より九星気学をベースとした東洋運命学のカウンセリングや講座なども行っている。

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