47ごよみ ~台所から二十四節気~

春の 開運 薬膳レシピ

啓蟄は、様々な生き物の目覚めの頃!本格的な春の始まりであり、活動開始の時期です。そんな心はずむ春なのに、いくら寝ても眠いとか、どうにもだるさが取れないという人もいるのでは?

それは、春になると負担がかかりやすい五臓「肝」の働きの不調によるものかもしれません。

旬の期間が短い新玉ねぎと生わかめはどちらも体の中の滞りを解消させる働きがあります。レモン風味のさわやかな酸味の甘酢で和えて、体と心のめぐりをよくして、春の眠さとだるさを撃退させましょう!

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新玉ねぎとわかめのレモン甘酢和え

材料(作りやすい量)

  • 新玉ねぎ・・・・・・1個
  • 生わかめ・・・・・・30g程度
  • レモン甘酢
    • 米酢・・・・・・50ml
    • 水・・・・・・・50ml
    • レモン果汁・・・大さじ1程度
    • レモン皮・・・・少々
    • 砂糖・・・・・・大さじ2
    • 塩・・・・・・・小さじ1/2
    • 昆布・赤唐辛子・適量

作り方

  1. レモン甘酢の材料の全てを清潔な瓶に入れ、よくふって砂糖と塩を溶かしておく
  2. 新玉ねぎは縦半分に切ってから縦に薄切りにする。
  3. 生わかめはよく洗い、沸騰したお湯でさっと湯通しし、色が変わったら取り出し、水にさらしてからしっかりと水けを切り、食べやすい大きさに切っておく。
  4. ボウルに2.の新玉ねぎと3.の生わかめを入れ、1.のレモン甘酢を適量まわしかけ、混ぜ合わせる。
  5. 4.を器に盛り、レモン皮を天盛りにする。

Point

  • 生わかめが手に入らない場合は塩蔵わかめでもOK!その場合、塩を水洗いして落としてからさっと湯通ししてください。
    生わかめは、まとめて下ごしらえをして、水けをよく切ってから小分けにし、冷凍保存するのがおすすめ。凍ったままお味噌汁やスープに加えたり、水洗いしてから和え物やサラダに使ってみたりしてくださいね。冷凍保存の場合は1ヶ月程度で使い切るようにしてください。
  • レモン甘酢が余った場合は、冷蔵庫に入れて保存し、1週間程度で使い切ってください。

春の開運薬膳食材

レモン 体に必要な水分を生み出し、胃腸の働きを助ける
新玉葱 胃腸を温めて、気のめぐりをよくする
わかめ 体の中の余分な熱を冷まし、滞りを解消させる

文・監修

高倉知子

薬膳GOHAN主宰 薬膳料理講師/東洋運命学鑑定師。2006年に国際中医師に師事。2008年に中医薬膳営養師の資格を取得。マンツーマン料理レッスン「薬膳GOHAN(旧:楽しく薬膳)」を主宰し、カウンセリングによる薬膳アドバイス、マンツーマン&少人数制の出張レッスン、薬膳料理代行、薬膳イベントやセミナー講師、レシピ提供やエッセイ寄稿など、心と体、暮らしを整えるための薬膳料理講師として 幅広く活動中。 また、陰陽五行説で薬膳とつながっている九星気学を扱う東洋運命学の鑑定師に師事。2014年より九星気学をベースとした東洋運命学のカウンセリングや講座なども行っている。

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