エッセイ

47都道府県 イラストで名所巡り♪

新潟県「越後湯沢 苗場スキー場」冬

29回目は新潟県にある越後湯沢の苗場スキー場です。

私が社会人になった1990年代後半、新しいスポーツとしてスノーボードが大流行しました。私も板とブーツを購入し毎週末スキー場へ行っていました。

新潟県には素晴らしいスキー場が沢山あります。
上越国際、石立丸山、舞子スノーリゾート、湯沢パーク、湯沢中里、神立高原、苗場、GALA湯沢、妙高杉ノ原等など。名前をあげたらキリがありませんが、私も沢山のスキー場へ足を運びました。新潟は東京からのアクセスも良く、雪質も柔らかく、初心者や子供でも滑りやすいコースが多く人気です。
当時はスキーしか滑走できないゲレンデも多くありました。残念無念、行った後で気づき、代わりにあまり上手ではないですがスキーを楽しむこともありました。

今回描いた苗場スキー場は今年の2021年12月で開業60周年になるそうです。プリンスホテルが目の前で、宿泊施設からのアクセスもよく、コースが充実しているので今でも大人気です。当時は大勢の人でリフトやゴンドラに乗るのもよく並びました。並んでいる時、よく聞こえてきた曲が、ユーミン(松任谷由実)の「BLIZZARD」「恋人がサンタクロース」でした。何度も何度も聞いたせいか、東京へ帰っても同じ曲が頭の中でループして、その曲を聴くたびに、またゲレンデに行きたくなりました。

イラストはリフトやゴンドラに乗り、上から滑り降りてきた途中の雪山の景色です。リフトから降りた時は寒かったのに、途中から体がぽかぽかして、冬なのに汗をかきながら滑り降りました。コースの傍に寄り、一休みした時に眼の前に広がる山々を見ながら、自然の中にいることを再確認し、美しい雪景色に癒され日頃の疲れが一気に吹き飛びました。

しばらく雪山へ行っていないので、そろそろ雪山の自然のエネルギーに触れたいです♪

プロフィール

本山浩子

東京都出身 イラストレーター 人物のハッピーでキャッチーなタッチと風景の和む優しいドラマを感じるタッチで出版・広告等で、大人から子供向けまで幅広い世代に愛されるイラストを手掛ける。2013年に読売新聞夕刊で毎週「本山浩子の駅前とことこ」で散歩イラストエッセイも連載。
47エッセイでは旅に出たくなるような47都道府県の名所のイラストを楽しく描き綴る。
MH-Alegria

写真
このシリーズの一覧へ
エッセイをすべて見る
47PRとは
47PRサービス内容