33回目は福島県にあるリゾート施設「スパリゾートハワイアンズ」です。

寒い日が続いているので、暖かいところに無性に行きたくなります。
冬でもいつも常夏の楽園で日本のハワイと言われているのが福島県にある「スパリゾートハワイアンズ」です。
スパリゾートハワイアンズは東京からバスで行けるのもあり、私も何度も訪れています。
学生時代は友達同士で、家族ができてからは子連れで遊びに行きました。

スパリゾートハワイアンズは昭和41年「常磐ハワイアンセンター」としてオープンしました。
映画「フラガール」を見られた方もいらっしゃると思いますが、「常磐ハワイアンセンター」の創設にまつわる実話をもとにした映画です。

福島の炭鉱の危機を救う町おこしの為に、ダンス未経験の素人の娘達がフラダンスを修行していくという、笑いあり、感動の涙ありの大変面白い映画です。
平成23年の東日本大震災では建物が倒壊し、休館していましたが、再建復興し今に至ります。

震災後に訪れた時はフラダンスショーの間に震災からの復興の様子が動画で流れました。
復興するまで大変だったこと、当時の様子を知ることができました。
皆の努力で日常を取り戻したこと、そして何事もない日常がどれだけ幸せであるかを感じました。

スパリゾートハワイアンズはバリエーション豊かな沢山のプールと、大きな温泉があります。
プールエリアだけでなく館内全部が暖かく、宿泊者はムームー１枚の薄着で過ごせます。
映画にもなったフラダンスショーは昼、夕方、夜と公演が行われます。
フラダンスの優雅な踊りは心が癒され、ファイヤーダンスは見ているだけでパワーがみなぎり元気になります。
観客が参加するワークショップもあり、家族みんなで楽しめました。

最近ではコロナの影響もあり、物価も上がり、海外旅行のハードルが一気に上がりましたよね。
スパリゾートハワイアンズは近くで気楽に行ける常夏の楽園として更に人気が出そうですね。

今回は名所というより、リゾート施設の思い出になりましたが、
名所といっても過言ではないぐらい福島県を代表する場所だと思います。